2024/07/20 - 2024/07/22
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以前からCBR400Rでロングツーリングに出掛けようと何度か予定を立てていましたが、天候などの都合で伸び々となっていました。今回も多少天候の不安はあるものの、前後夜勤の三連休なので二泊三日のツーリングの決行を決めました。
行先は以前から気になっていた、東洋のナイアガラと言われている原尻の滝、阿蘇の外輪山を走るミルクロードの一部が未走破なのでその区間を走ることが大きな目標です。
3日間のツーリングになるので三部に分けて順次UPしていきたいと思います。一部目は東洋のナイヤガラと阿蘇ツーリング その1として、7月20日の初日を纏めました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- バイク
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19日は夜勤明けで朝10時前に帰宅、朝食を済ませ用意を始め16時前頃準備が完了しました。
今回TANAXのマルチフィットサイドバッグMOTOFIZZ、MFK-187を新たに購入しました。このサイドバックは38Lと56Lの可変式で拡張機能もあるので使い勝手がとてもよさそうです。デイトナのDH-731シートバッグとも今回は拡張機能を使用しなくても十分収納することができました。
準備が整い、早めに夕食や入浴を済ませ早々に床に就きました。 -
22時半頃まで休み23時30分に自宅を出発、途中小谷SAで10分ほど休憩し2時40分頃美東SAに到着しました。
山口南IC付近から濡れるほどではないものの、小雨がパラパラとし始めました。到着後雨雲レーダーを見てみるとかなり濃い雨雲が近付いてきているようなので濃い雨雲が通過するまで休憩します。美東サービスエリア 道の駅
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しばらくすると、雷鳴と共に強い雨が降り始め、稲光も半端なく夜空を明るく照らしだします。
4時を回ると、ほぼ強い雨雲は通過したようなので合羽を着て給油後出発することにしました。事前に調べたところ、ここの給油所が今回走る高速道では一番安いようなので給油しておきます。 -
美東SAから55km、45分ほど走り5時前に壇之浦PAに到着しました。ここで少し早い朝食をいただきます。
壇之浦パーキングエリア 道の駅
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フードコートにやってきました。天井には大きなクジラが泳いでいます。
壇之浦PA お食事処 グルメ・レストラン
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ふく天瓦そば定食やふくと鯨の合い盛丼なども美味しそうなのですが今の時間は提供されていないそうなので、いつものふくぶっかけ丼にします。
山口ではフグのことを福に因んでフクと呼ぶようです。食事後スタッフの方に伺ったところ、ふく天瓦そば定食やふくと鯨の合い盛丼などは10時からの提供になるそうです。 -
窓際のカウンター席でいただこうと座って待っていると関門橋の下をフェリーが通過して行きました。
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ふくぶっかけ丼が出来上がりました。
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タレをかけて……
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いただきま~す!
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フグ丼をとても美味しくいただき、食後のモクモクタイムです。雨雲レーダーを見てみるとこの後雨雲もなく天候も落ち着くようです。
5時30分過ぎ、壇之浦PAを出発します。 -
7時前、壇之浦SAから115km弱走り別府湾SAへ休憩に立寄りました。
恋人の聖地というモニュメントが別府湾を背景に設置されています。素晴らしい展望を楽しみながら運転で疲れた体をリフレッシュします。 -
高崎山と別府市街地の展望です。
7時30分過ぎ別府湾SAを出発します。 -
大分米良ICで東九州道を流出し、国道10号線、国道57号線の大野竹田道路と乗継ぎ、朝地ICで流出、県道46号線を走り8時50分、道の駅原尻の滝に到着しました。自宅から502km、所要時間は9時間20分も掛かってしまいました。途中1時間20分ほど雨宿りなどした分予定時間より遅れたようです。
道の駅 原尻の滝 道の駅
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東洋のナイヤガラとも呼ばれている原尻の滝です。ここ原尻の滝の他に、鹿児島県にある曽木の滝、群馬県にある吹割の滝と日本には東洋のナイアガラと呼ばれている滝が三つあるようです。
原尻の滝 自然・景勝地
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滝壺近くでは轟音を立てて流れ出す滝の迫力と爽快感が楽しめます。
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滝の上部です。沈下橋の上を歩いて渡れる遊歩道もあるようです。
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遊歩道を歩きながら滝を一周できるようです。
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下流側に架かる滝見橋を渡ります。吊橋なので人が通ると揺れ、かなりスリリングな感じです。
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滝見橋の中央付近からは滝の全容が楽しめます。
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しかし暑い! 道の駅でかき氷を販売していたので、思わず買ってしまいました。
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10時10分頃、原尻の滝を出発します。
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国道502号線を竹田市街地方面に走ります。
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走ると古城の月のメロディーが聞こえるメロディーロードです。
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以前妻と訪れた岡城址の脇を走ります。
岡城阯 名所・史跡
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岡城址の本丸跡にある岡城天満神社が少しだけ見えています。岡城は難攻不落の堅城と言われることから、受験に落ちないと受験生なども沢山参拝にこられるようです。
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竹田市街地を抜け国道57号線に乗換え西に走っていると、くじゅう連山が綺麗に見えていました。
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大分県から熊本県に入ります。
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阿蘇市波野にあるミルクロードの東側入口です。ミルクロードは一つの道の名称ではなく、県道や広域農道など幾つかの道路の総称だそうです。
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峠を下ります。これから4kmほどは、かなりの下り坂のようで、エンジンブレーキを使用するよう案内板がありました。
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坂の途中から見た阿蘇山です。
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少し下ったところでもう一枚……
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アップしてみると仙酔峡に上る道や仏舎利塔が見えていました。
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県道11号線に分岐する交差点を右折し、やまなみハイウェイに入ります。
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やまなみハイウェイの城山展望台から望む阿蘇の山々です。
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ミルクロードの東側入口から来たミルクロードとやまなみハイウェイの交差点です。ここから少しの区間、やまなみハイウェイとミルクロードの併用区間となります。
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くじゅう連山が見えてきました。今回はミルクロードには入らず、やまなみハイウェイをそのまま北上しています。
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やまなみハイウェイを快走します。
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くじゅう連山を背景に一枚……
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やまなみハイウェイの瀬の本交差点を左折し国道442号線に乗継ぎ黒川温泉に到着しました。今回のツーリングは温泉巡りも楽しみの一つです。
黒川温泉 温泉
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今迄は地蔵湯という共同浴場を利用していましたが、穴湯という共同浴場が新しくなったそうなので今回はこちらで入浴してみたいと思います。この共同浴場は黒川温泉街の川沿いにある源泉掛け流しの共同浴場で、以前は混浴だったそうですが今は男女別になっているようです。源泉は43℃前後と少し熱めの温泉なので、長時間は入っておられず早々に切り上げました。
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次に立寄ったのは壁湯温泉で有名な福元屋です。
壁湯天然洞窟温泉旅館 福元屋 宿・ホテル
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岩壁が川面に大きく迫り出した洞窟温泉は、300年以上も前から自噴している天然温泉だそうです。肌を無数の泡が包み込む39℃のぬるめの湯は私好み、柔らかい湯で長く浸かっていても湯疲れしません。昔先代の女将と話をしていた際、うちの温泉は2時間以上ゆっくりと浸かってもらうと、その良さが分かりますよと伺ったことがあります。今回もゆっくりと浸かり温泉をしっかり楽しませていただきました。
※写真は福元屋HPより引用 -
今日と明日二泊お世話になる、くじゅうエイドステーションに到着しました。ここはキャンプ場で、くじゅう連山の麓、標高900mの飯田高原にあり夏でもとても涼しいところです。キャンプ場もさることながら旧国鉄の貨車を改造した宿泊施設もあり、鉄道ファンの心をくすぐります。
くじゅうエイドステーション 宿・ホテル
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受付でチェックインをします。
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今夜私が宿泊する宿舎の貨車です。
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旧国鉄の車掌車両を改造しているようで、当時の設備がそのまま残されています。
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西側のデッキからは、くじゅう連山の三俣山《みまたやま》が望めます。夕食まで時間があるので周囲を散策してみます。
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宿泊用の貨車が並んでいます。
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くじゅうエイドステーションはオープンして35周年だそうです。
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名前は分かりませんが黄色い花が咲いていました。
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ここのキャンプ場は一区画がとても広くゆったりと過ごすことができます。
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今夜はオープン35周年を記念して花火とキャンプファイヤーが開催されるそうで、キャンプファイヤー用の大きな薪が組まれていました。
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沢山のテントが設営されています。
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ウバユリが咲いていました。
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キャンプ場から町道にでてきました。このままやまなみハイウェイまで歩いてみます。
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オオハンゴンソウ……
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ハンカイソウ……
いろんな花が咲いていました。 -
やまなみハイウェイの交差点まで出てきました。
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涌蓋山《わいたさん》も綺麗に見えています。
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くじゅう連山の標高1,745mの三俣山(左側)や九重町《ここのえまち》の最高峰、標高1,762mの星生山《ほっしょうざん》(右側)も綺麗に見えています。
やまなみハイウェイ 名所・史跡
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星生山東側の尾根筋にある硫黄山の噴煙は今日は少ないようです。
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くじゅうエイドステーションまで戻ってきました。
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今夜の夕食です。メインデッシュのロールキャベツを始めボリュームいっぱいです。
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夕食後少し休み、20時20分頃キャンプファイヤーの会場に向かいます。夜のテントは何とも言えない、いいムードが感じられ素敵です。
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20時30分、オーナーの挨拶の後、花火が始まりました。
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花火の後はキャンプファイヤーです。
花火とキャンプファイヤーをしっかりと楽しませていただいたので宿舎の貨車に戻ります。
今日の走行距離は 648km、やはり少しお疲れモードですが心配していた腰の痛みもなく、今夜一晩ゆっくりと休めば明日も元気に走ることができそうです。
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