2024/07/26 - 2024/07/28
98位(同エリア99件中)
Flocons-de-neigeさん
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帯広、釧路を拠点に40年ぶりに道東の最果ての半島、野付半島に行ってきました。海に突き出た細い釣り針のような砂嘴の地形。両側を海に挟まれた砂浜の真ん中を10㎞以上も続く道路。夏の花の咲く草原を歩くと塩害で立ち枯れたトド松の木が白骨のようにならぶトドワラの不思議な風景。40年前もかなり木は減っていましたが、今回行ってみてもうほとんど残っていませんでした。枯れ木は流され、残っていたトド松も地盤沈下で塩害で立ち枯れ、ますます寂寥感の増した風景になっていました。野付半島ではまだ残った森の地域がやはり地盤沈下などで立ち枯れはじめ、新しい名所になりそうです。いまは現地のツアーでしか行くことはできないようですが。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ AIR DO
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本日は帯広の北海道ホテルに宿泊。床まである広い窓のツインです。
森のスパリゾート 北海道ホテル 宿・ホテル
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夕食はホテルレストランで十勝産品のディナー
バード・ウォッチ・カフェ グルメ・レストラン
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ワインは池田町産の山幸、山ぶどうのまじったぶどうのワイン。独特のスパイシーさがクセになります。
バード・ウォッチ・カフェ グルメ・レストラン
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十勝産木野ブロッコリーのムース
赤海老のマリネ広尾町産星屑昆布のジュレ -
自家製のパン
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十勝産カーネルコーンの冷静スープ
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北海道産本日の鮮魚
音更町産ホウレンソウと広尾町産エゾバイツブ
黒オリーブとアンチョビのペースト
広尾町産きゅうりのソース -
士幌町産「しほろ牛」フィレ肉のステーキ
陸別町産山菜と上士幌町産豚バラ肉のコンソメ煮
音更町産長芋のしそ風味マリネ 陸別町産キトピロの塩 -
デザート
広尾町鈴木牧場の「十勝の塩」プリン
陸別町牛乳アイスクリーム添え -
コーヒーとお茶菓子
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ラウンジでブドウ酢のドリンクをいただく。
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翌朝は洋朝食のセット。ヨーグルトは地元産のでーでーぽっぽ
バード・ウォッチ・カフェ グルメ・レストラン
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クロワッサンとデニッシュ
食べきれなければお持ち帰り可バード・ウォッチ・カフェ グルメ・レストラン
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黄身が白い卵のオムレツ
バード・ウォッチ・カフェ グルメ・レストラン
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一般国道を釧路に向かいます。道すがら、いつもの紗枝の家、雨なのでそとからちょっとだけ。
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尺別駅跡
尺別駅 駅
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白糠整形外科、平日でしたが、お昼の時間帯でお休み中
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白糠商店街のラーメン屋さんやはた。
お店はけっこう広いけど駐車スペースが狭い。隣にでかいSUVとかとめられると困る。老麺 やはた グルメ・レストラン
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餃子をまずいただき。
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私は醤油ワンタンメン。魚介系のスープであっさりおいしい。
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連れは塩野菜ワンタンメン、チャーシューがないのが不満だったよう。
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白糠駅、このあたりでは特急の停まる有人駅。お手洗いを使わせていただきました。
素通りも悪いのでちょうど売っていた記念切符を購入。白糠駅 駅
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白糠駅前のバス停
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珍しく路線バスがやってきました。地元のくしろバス。
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白糠漁協
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釧路に3時には到着、お宿は昨年も泊まったドーミーイン。部屋のスペースは小樽と一緒ですが、ベットが奥に配置されているので手前が広くて、荷物を広げるのに使いやすい。
天然温泉幣舞の湯 ドーミーインPREMIUM釧路 宿・ホテル
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ちょうど相撲が始まっていて思わず見てしまった。
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低層階ですが、幣舞橋、釧路川、フィッシャーマンズワーフが見えます。早くついたのでお風呂にゆっくり入れました。
サウナが小さいような記憶でしたが、実は記憶違いでけっこう広いドライサウナです。 -
夕食は去年もきた「くしろまる」で
カウンターでビールとワインと突き出し活魚料理 くしろまる グルメ・レストラン
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刺身を2種類、帆立とニシンだったかな。
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えびしんじょう揚げ
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焼牡蠣。牡蠣はお店の水槽で生きてた。
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握り5貫の盛り合わせを二人前。白身のお魚が中心。
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釧路の繁華街。そこそこ人はおります。港町だし、遠洋の漁船とかが入港するとそれなりににぎわうようです。
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ホテルに戻りますよ。
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翌朝の朝食。ここはメロンもあり。さっそくいただく。
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釧路から中標津を経由して野付半島へ。釧路から123㎞、2時間。海に突き出た釣り針のような砂嘴の不思議な地形。
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トドワラの入口には以前は無かった野付半島ネイチャーセンター。立派な建物がたちました。
野付半島ネイチャーセンター 美術館・博物館
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海の向こう、天候がよければ国後島が見えるはずですが、たいてい曇って見えない。
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択捉も国後も火山が並んで風景も素晴らしいらしいけど、いつか行ける日が来るのでしょうか。
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トドワラ前のバス停。1日1本。バスで来てそのまま帰るのか?謎の時刻表ですが、尾岱沼から観光船が来るので、その時刻と連携しているらしい。こういうすごい不便な公共交通機関の旅も実はけっこう楽しいですけどね。一応いざというときは日中ならタクシーも来てくれるらしい。
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ネイチャーセンター内に昔のトドワラの写真。枯れ木がたくさん残っていたころ。時代はモノクローム
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トドワラ方面を望みますが、ほとんど何もないですね。
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とりあえず展示の写真を撮ってあとから読みましたけど、野付半島自体が波でさらわれるだけでなく、年々地盤沈下しているそうです。90年間で1.25m、年平均1.35cm、40年なら50㎝以上沈んでいるわけだ。
ただし、砂嘴には砂の流入が今もつづいており半島の先端はなお伸びているとのこと。 -
遊歩道の案内。40年前より格段に観光施設は整備されましたが、肝心のトドワラは消滅寸前。
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キタキツネが2匹遊んでた。
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以前は馬車だったんですが、今はトラクターの引くバスになりました。往復千円。片道乗車もできます。
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片道だけ乗りました。乗り心地は意外と悪くないです。スピードも出さないので。
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終点のトドワラ看板。いやほとんどなにもありません。
トドワラ 自然・景勝地
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以前の木道は尾瀬とか本州の湿原によくあるような湿地、草原を踏み荒らさないようにする低いものでしたが、高さのある遊歩道に変わっている。
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先端部分にすこしだけ立ち枯れた木が残っています。
トドワラ 自然・景勝地
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このあたりはたぶん以前は草原に白く枯れた倒木がたくさんあった場所だと思われます。土からむき出しになった根の部分が少しのこっている。
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これが遊歩道の先端の景色。このあたりは砂嘴の先端ですこし小高くなった部分で塩害から逃れていたトド松の林の最後の部分だったらしい。それも枯れてしまっていまはこのありさま。野鳥にとっては貴重な止まり木らしく空にたくさん群れていて、この世の果て感は漂います。マッドマックスの核戦争後の世界みたいね。小高くのこった草地の回りに流されたトド松の枯れ木の倒木が集まっています。
鳥を見る人にとっては野付半島はかなり魅力的な場所みたいです。大きな望遠レンズのついたカメラをもったグループの人たちが熱心に眺めていました。 -
周囲も草地が残りますが倒木はもうほとんどなく。
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トドワラというよりすでにトドワラ跡。
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遊歩道先端部から振り返ると遊歩道はもう少し右手の別の方向に続いていますが、そちらもまあ何もなく。
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行ってみてもまあこんな感じです。海の中の道
実はこの先が尾岱沼からの観光船の船着き場になっているそう。 -
ふと見ると足元に潮が満ち始めていました。結構な速度です。浅瀬を潮がよせてくる風景はモンサンミッシェルの干潟を思い出します。
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ドワラ地域も地盤が沈下して海面がせまり潮の満ち引きで残っていた枯れ木は根こそぎ倒れ、倒木もほとんど流されてしまったんですね。遊歩道が高くなったのも満潮につかってしまうためだな。
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こちらは40年ほど前に訪れたときのトドワラの景観。枯れ木はこのころでもだいぶ朽ち果てていますが、まだ幹だけが残っている木がそこそこ残っていて地面は草原と湿地が混在するような形
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こちらも40年前の写真。白く枯れた木、倒木、折れた木の根元がたくさん残っていました。右手奥に当時の木道を歩く人が見えていますが、確か湿地を一周するような形になっていたように思います。当時のコダクロームのスライドフィルムです。古いけど、このサイズでは一番微粒子のフィルム。
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トドワラ(跡)をあとに帰りは遊歩道を歩きます。たまに木が新しく生えている場所もある。
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またやってきたトラクターは横の専用道路を走っています。
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花はこの時期少ないですが、そこここに写真付きのガイドがあってわかりやすい。
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遠くにネイチャーセンターが見えてきました。
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センダイハギ
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ハマナス
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エゾフウロ
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ハマナス
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野付半島の植生
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花の咲く時期のガイド。
花の種類はけっこう見られましたが、数は少なかったですね。 -
トラクターバスの受付事務所
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ネイチャーセンターでソフトクリームをいただく。
野付半島ネイチャーセンター 売店 グルメ・レストラン
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帰り道にナラワラの駐車スペースに立ち寄る。右手の水辺に多数の枯れ木。
ナラワラ 自然・景勝地
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水辺の木から立ち枯れてきています。このまま地盤沈下が進むと奥の森もどんどん枯れていくよう。
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水面に映る枯れ木の様が美しい
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こちらは40年前のナラワラ
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霧の中枯れ木が幽玄。
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野付半島から厚床の明郷伊藤牧場
明郷伊藤☆牧場 動物園・水族館
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レストランのオーダーは終わっていましたが、売店は見られるので、中に入らせてもらいました。牧場産の肉を使ったメニューがある。
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周囲に花も多くきれいなところです。
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実はこの牧場も映画ハナミズキのロケ地の一つですが、撮影された牛舎は奥のほうだと思います。
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早めの夕食のため厚岸の道の駅、コンキリエに
道の駅 厚岸グルメパーク 厚岸味覚ターミナル コンキリエ 道の駅
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厚岸湖の向こうは低い雲、霧が垂れこめています。
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珍しく本数の少ない花咲線の気動車が通過していきました。
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スパークリングワインとノンアルのレモンサワー
オイスターバール ピトレスク グルメ・レストラン
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生牡蠣の食べ比べはこの時期2種類でした。
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ウニのバスタを頼んでみた。
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厚岸から釧路に戻りました。帯広まで戻るよりはだいぶ近いので楽です。
天然温泉幣舞の湯 ドーミーインPREMIUM釧路 宿・ホテル
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夜の釧路は霧
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幣舞橋は霧がよく似合う。
幣舞橋 名所・史跡
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釧路らしい幻想的な風景に
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霧の幣舞橋
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釧路川は流れが緩やかなので反映がきれい
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河口側から
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橋の上
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翌朝、ホテルの最上階から
本日は帯広へ戻り、帯広空港から帰京 -
国道を帰りながら、また「名所」めぐり
白糠漁協 -
白糠駅
白糠駅 駅
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ラーメン屋さんのやはた食堂、今日は前を素通り。
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白糠整形外科。本日休診
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尺別信号所を過ぎるとちょうど特急が通過。
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一昨日は雨だった紗枝の家
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逆コースの巡礼だね。
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お昼替わりに北海道ホテルでアフタヌーンティーにしました。帯広は晴れで暑い
森のスパリゾート 北海道ホテル 宿・ホテル
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お手頃価格のアフタヌーンティーです。
ダイヤモンドダスト グルメ・レストラン
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ケーキは選べる。
お皿の文字、絵はシロップなどで手書きされていてかわいい。 -
こちらは連れのほう。
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せっかくなのでお風呂も日帰りで利用していきました。
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浴室のカードキーとロッカーキーをお借りします。2000円とちょっとお高めですが、朝からほぼ一日中利用できるようです。
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17時で28度、この日の帯広の最高気温は34度。暑いわけです。
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帯広空港で車を返して帰京。千歳空港より人も少ないので格段に気が楽です。
とかち帯広空港 PREMIUM LOUNGE 空港ラウンジ
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