モロッコ＆スイス14日間（スイス編）⑩ 絶景ロープウェイと快晴のグレイシャーパラダイスでさらなる感動

さて3日目です。ありがたいことに今日も快晴！！！！
ツェルマットは晴れか雨かで満足度が圧倒的に違うので、神様に感謝です。

ツェルマットに3日もいてやることあるかなーと思ってましたが、結果的に大正解でした。

・3日もあれば、天気の悪い日と良い日を考慮して旅程を組み直せる
・個人的に、以下の3つはそれぞれ別の魅力があり全部行ってほしい
　　スネガ（人少なくて静かなのにお手軽・短時間で絶景）、
　　ゴルナーグラート（お花満開下山は楽しい）、
　　グレッシャーパラダイス（人生で一番雄大なロープウェイゴンドラ）

こちらの写真はお世話になって四日目のホテルバーンホフです。それでは今日も行ってきます。

滞在四日目にして初めて気づきましたが、実は駅前からマッターホルンが見えるらしい。
今日はドピーカンで、何も遮るものがなく見ることができました。

山の天気は本当にすぐ変わるので、綺麗に見える時に見るのが鉄則です。

安くて普通に美味しい、お気に入りのアップルジュース

ホテルからバーンホフ通りを歩いて徒歩20分ほどのロープウェイ乗り場に向かいます。
徒歩20分！？となりますが、可愛い山岳リゾートの街を歩くこと自体が観光になります。ゴルナーグラート、スネガとは別方面なので初散歩です。

途中、ランチの買い出しです。スネガに行く時と同じ系列だったのでおそらくツェルマットのチェーンのパン屋さんです。

右手前のチーズタルトを購入。どでかかったのですが、予想に反してすごく塩気の強いタルトだったので（全く甘くない）、ちょっとこれは選択ミス。

有名な日本人橋です。かつて日本人観光客がここに集ってマッターホルンの写真を撮ったことからの名付けのようですが、ツェルマットはいろんなところから綺麗にマッターホルン見えるのになあとも思います笑

マッターホルン博物館です。
天気が悪ければ行こうと思っていましたが、お世話にならず済みました。

お金があればこういうホテルに泊まってみたかった。
1ドル158円くらい（スイスふらん180円くらい）の時に行きましたが、帰国した今円高に少し戻ったので悔しい…けどいずれにせよては出せませんね。

てくてくと歩きます。

見慣れてしまいますが、両脇にそり立つ渓谷も迫力があり綺麗です。
上の方をみるとパラグライダーをしている人がいます。

いいなあ～～
お値段がなかなか高かった＆このあとのラウターブルンネンでも予約が取れなかったのもありできませんでしたが、また来れる機会があればぜひ次はやってみたいです。

さてロープウェイ乗り場にやってきました。
往復のチケットはこれまた1万円近くしますが、考えないことにします。

ロープウェイは一人貸切で、テンションが上がりました！

写真も撮り放題。

グインと出発します。下を見下ろすとたまに徒歩で登っている人がいますが、ロープウェイはスイスイと。

日本だと山頂で絶景を見るには、3－4時間歩かないといけませんが、スイスはこれだから楽です。その分お高いですが…

高度を上げてくると、だんだん雪山部分が見えてきます。
スイスでいろんなロープウェイに乗っていて、テンションが上がる瞬間です。

緑と雪のコントラストが綺麗です。

最初の駅に着きました。乗り換えないといけないかと思いましたが、ゴンドラまでは一度も降りずに乗ったままでぐんぐんと高いところまで行けるのに感動しました。

距離も長いし、途中の駅で方向転換したりもするので、大感動。

マッターホルンが見えてきました！

またもや乗り換えなくて良い駅。
途中下車をすることもできます。

ロープウェイと言っても乗っている時間も体感それなりに長いので、貸切電車に乗っている気分です。あとは写真取り放題。

大分上がってきました。麓からは見えない高山たちがかっこいい。

今日もピーカンのマッターホルン。
旅行を通じて見ることができたことに感謝です。

だんだんとガレ場になってきました。登山隊も発見。
これを歩いて登るのは本当に大変ですが、お金を出せばこの通りこんなに楽ちん。

ロープウェイの終着駅に近づいてきました。

ここでゴンドラに乗り換えます。
お一人スキーヤーと同乗になりましたが、ゴンドラ自体ものすごく大きくて引き続きのびのびといられます。

座席もふかっとしています。

ゴンドラからこんなに雄大な景色が見られるのは贅沢ですよね…

一面の山岳自体。

下の方に小さく写っている影が私のゴンドラです。

そして突然、大迫力の氷河が！この上を通って行きます。
昨日一昨日と氷河を遠くから見ましたが、氷河の上を通れるなんて思っても見なかったので大感動です。

かっこいいです。

ギャンとした爪痕みたいなのが無数にあるのが少し恐ろしい感じもします。

登ってきました。

こんな風に雪崩れ込んでいます。
これをゴンドラから（ほぼ）独り占めできる贅沢。

途中から雪はないのですが、スキーヤーさんは上まで行ってどうやって降りてくるのでしょうか？

ついに頂上まで登ってきました。
ゴンドラ駅からエレベーターで登ると最後階段で展望台まで登る形です。

大快晴で、360度全て遠くまで見渡すことができます。

知識がないのでわかりませんが、フランスやイタリアの方まで見えるんではないかと思われます。

また逆の方面。かっこいい…

ちなみに流石に寒いです。標高3800メートルなので高山病になる人もいるみたい。私は大丈夫でしたが、モロッコの熱中症？を引きずってやや体調は悪いです。

でもこの景色が見えるので大満足です！4000メートル級の山の頂上たちを、一歩も登らずにロープウェイとゴンドラだけで見渡せるのはすごいです。

スキー場も夏もオープン！
イタリア側まで降りることができるようです。私の両親も昔、冬のスキーシーズンに楽しんだ模様。

さて寒いのとせっかくここまで来てすぐ帰るのはもったいないので、展望台のレストラン・ショップに来てみました。
こじんまりしていたので席取れないかなあと思ったのですが、意外に回転が早いので、角の眺めが良い席が取れました！

そのあとすぐこの奥の家族も去られたので、一番奥の窓に囲まれた席を陣取ることに成功。

セルフでとって最後にお会計スタイルです。

一度くらい、ジャガイモ料理を食べても良いかと思いましたが、お高いのでパス。食べられるものがあるでしょうか…

寒かったのと、滋養をとりたかったので、超奮発してスープにしました。
スープも、野菜スープなどと選べたのですが、一番お高いグヤーシュスープというものに。18スイスふらん…2600円ほどのとんでもなくお高いスープです。

どんぶりのような容器に自分でよそうスタイルです。口に合わなかったらなーとは思いましたが、いかんせんお高いので、具もたっぷりと並々と注ぎました。

景色はこんな感じで、スキーと山どっちも見ることができます。

そしてこのグヤーシュスープ、結論このモロッコスイス旅で一番美味しかったグルメでした。
トマトベースのスープに、角切りの玉ねぎやにんじん、ジャガイモに加え牛肉がたっぷりと。旨味ばくだんのスープでした。本当に美味しかった。弱り気味の体に染み渡った。高かったけどケチらずによかった。

ちなみにここのホテルは普通だと2スイスフランですが、レストランで何か購入すると無料とレジのおばちゃんに言われました。

さてそんなこんなで頂上を2時間ほど満喫し、名残惜しいですが戻ります。
帰りもまた大迫力の氷河をみて行きます。

冬はここが一面スキー場なんでしょうね。いいなあ。

このまま麓まで直行はもったいないので、トロッケナー・シュテーク駅で途中下車しました。

湖まで歩いていくことができます。

氷河が溶けた水らしい、不透明のミルキーブルーグレーです。

この辺りは、太陽を反射してキラキラギラギラしている石がたくさん落ちていました。なんなんでしょうか？

何個かみてみて、綺麗な石を取り出してきました。
重いのにこの奥側の断層になった石を日本に持って帰りました。今家の棚に飾ってあります笑

記念写真。

さて、この辺りでしばしゆっくりして、再びロープウェイに乗り込みます。
素晴らしい景色があっという間に終わってしまうのは少し悲しい。

ツェルマット付近の雪を被った山たちとはこれでお別れです。

ありがとうグレッシャーパラダイス。
スネガともゴルナーグラートとも異なる感動を見せてくれました。

名残惜しいのでさらに、シュワルツゼーの駅で降車笑
ここまでくると、下界感があって緑に溢れています。

個人的にこの青いお花がお気に入りです。

何度も言いますが、この雪をかぶった白い山々と美しい緑のコントラストが大好きです。
スイスに来てからもはや見飽きるほどみましたが、何度でも感動。

歩く元気はないので、芝生に座って風景を眺めます。

今日は登山靴ではなく普通の運動靴できました。
念の為登山靴を背負ってきましたが、やはり登山道でなければ圧倒的にこいつが楽です。

さて本当に下山します。
帰りはGUESSの車両でした。ロゴが邪魔なので見えないところに掲げて欲しいです笑笑

朝いた乗り場に戻ってきました。
この風景ものどかです。

カラコロと音がするので目を凝らすと、実はこの向かい側の斜面に羊がたくさんいました。

ロープウェイ乗り場近くの別荘たち。
ツェルマットからは少し離れますが、スキー拠点には絶好ポジションカモですね。

振り返りながら中心街に戻ります。

朝も通った日本人橋です。
雪解け水の勢いがものすごいです。ドウドウと流れています。

こんな風に日本との記念の石碑もありました。
ホテルバーンホフも、日本から資金を出した人たちがいるらしく、感謝のレリーフが飾ってありました。

観光というより、純粋に山が好きでスイスを愛し、また愛されていた日本人に感動を覚えます。

帰りに、ついにリンツの路面店に寄ってみました。
空港の免税が一番安いかなあと思いつつ味見です。

気になるお味を一粒ずつほど購入しました。後ほどの甘味にもなってよかったです。リンドールの他に、隣の白人夫婦が「これがめちゃ美味しいらしい」と言っていた、四角型のココナッツ味のチョコも購入。

最後におまけで、基本のリンドールも入れてくれました。

そして…その外人夫婦が話していたココナッツのチョコですが、すんごく美味しかったです。リンドールではなく四角の形状で、刻まれたココナッツがたっぷり入っていました。これが食感も味も最高に美味しくて、大量買いを決意したのですが…

なんと空港店にはリンドールしかありませんでした！！！！日本のリンツにも…
ぜひ、これから行かれる方にはぜひ、路面店での購入をお勧めします。

はい、MIGROの前まで帰ってきました。

カップ麺ではどうしてもタンパク質不足になるのと、ハムは少し飽きたので、明日以降に向けて缶詰を購入してみました。

タコのオイル漬けと、トマトサーディンです。もちろん、お安いお値段ではありませんでしたが…笑

さてお宿に戻ってきました。今晩で４泊する御宿ともこれでお別れです。
体調がやはり優れなかったので、満をじして赤いキツネを食べました。染み渡りました…

ちなみにこの他にカップヌードルシーフード、わかめにゅうめん、味噌ラーメンの計4つを持参しましたが、やはり元気がない時に食べたくなるのは、きつねうどんでした。
お揚げもあってタンパク質も取れるので、スイス旅のお供にお勧めです。

ツェルマット最後の版なので、名残惜しくその辺をうろうろ。

ツェルマット駅には常に、到着してマッターホルンに興奮している観光客、名残惜しそうに「最後にもう一枚」とか言いながら写真を撮って発っていく観光客とがいて、まさに行く人来る人という感じでした。

明朝の天気や雲のかかりかたはわからないので、私も、たっぷりとみたマッターホルンに挨拶。

ツェルマット四日目終了。明日はラウターブルンネン、ギンメルヴァルトに移動です。
大満喫したツェルマットをさらに上回る感動に出会えるとはまさか思ってませんでした！