モロッコ＆スイス14日間（モロッコ編）⑦ ヘトヘトになりながらマラケシュを脱出！ヨーロッパへの玄関カサブランカへ

マラケシュ最終日です。今日は、初日散々な目にあった電車ではなく、フライトに乗ります。
贅沢かなと思いましたが、鼻水ずるずるの状態でまたあの熱帯列車に3時間は死んでしまうので、フライトとって良かったと気分も軽い。

初日にマラケシュは堪能したので、綺麗なリヤドでゆっくりします。
朝はゆったりテラスで朝食。

テラスのキッチンには女性が二人いて、朝食を作ってくれました。
モロッカンパンケーキが焼きたてでもちもちしてて美味しかった。

しかし炭水化物ばかりです笑

すでに外は太陽ギラギラで灼熱ですが、リヤドは涼しい。チェックアウト13時なので体力回復のためにギリギリまで寝ていようかと思いましたが、昼頃になるとお腹が空いてきました。

二泊三日のツアーはお肉ばかりなので魚介食べたいな…でも高いしな…と思っていたら近所に良さげなお店が。
チェックアウトがてら大きいリュックを預けて、身軽で繰り出します。この拠点がちゃんとある感、安心。。

ちなみに宿の外を出るとこんな感じ。
リヤドハムザです。こちらも広場から徒歩5分ほどでアクセス抜群。

路地を一歩入るとこんなに静かで広場や通りの喧騒がないので、お店などがなくても私はこちらの方が好きですね。

お店にやってきました。
Googleマップの口コミを見てやってきましたが、結論、めちゃ当たりなお店でした！マラケシュ滞在中で、初日にリヤドとここのお店が一番良い思い出！笑

店頭でじっくりメニューを眺めます。
シーフード専門店のようで、フライを中心に色んな魚のチョイスがありました。違いがわからないので、一番安いプレートと、元気を取り戻そうとハリラスープを注文。

ハリラスープ15ディルハムです。モロッコに来たんだからせっかくなのでというのと、ラマダン明けにも食べられたりする滋養のあるスープのようなので注文。

トマトベースにいろんな野菜と短くて細いパスタ的なものが入ってどんぶり一杯きました。
一人でこんなに食べきれないな～と思っていましたが、予想以上に地味深い野菜のスープに、生き返る感じがして食事を通して8割型ぱくぱくいただきました。

程なくしてやってきました、魚のグリル70ディルハムです。どでかいプレートになんと三匹も乗っており、これはお得です。
ウェイターのお兄さん曰く、私が注文したものと違うらしく謝られましたが、自分でもどんな種類の魚を頼んだかわからないので無問題。残りのお金も少ないので、念のためお値段だけ確認しました。

魚まるごとは、淡白なお味でレモンを絞っていただきましたが、美味しい！！こんなところで美味しい魚料理に出会えて感動です。
さっぱりした白身でとても食べやすいです。塩も少しふりかけていただきました。

三匹も食べるとお腹いっぱいです。フライドポテトも美味しそうだったので食べたかったのですが…
食後はサービスのミントティーまでいただいたのですが、なんとお会計時、合計85ディルハムなのに注文を間違えたからということで、60ディルハムにおまけしてくれました…涙

お兄さん本当にありがとう。最後にマラケシュの良い人に出会えて嬉しかったです。

お兄さんのサービスのおかげで少しだけお金に余裕ができたので、帰りに広場でスイカジュースを買いました（20ディルハム）。

スタンドのお兄さんも感じが良かったのですが、写真を撮って良いか聞くと、スタンドの中にも入れてくれて写真を撮ってくれました。

嬉しかった。

飛行機は18時なので、余裕を持って市街を15時くらいに出発予定。
それまでは、次のスイスに向けて地球の歩き方を見つつ、スイカジュースを飲んで休憩です。
こちらのラウンジ的なところでいただきます。

ところで、マラケシュ滞在中うっすらとお腹を壊していましたが、なんなんだろう？お水のせいか、疲れか、食べ物のせいか…とりあえず宿の綺麗なトイレの近くは安心感があります笑

空港まではタクシーも30ディルハムくらいらしいのですが、交渉する気力はなかったので節約も兼ねて公共交通バスで行くことにします。

4ディルハムなのでお安い！財布の中の最後のお金の残りは取っておきます。

バスはちゃんと来ましたが、エアコンが止まっていて灼熱でした。
多分元気があれば問題なかったのですが、なんにせよ疲れていたのでややうんざり気味。

そして空港最寄りのバス停から空港までが遠かった…15分以上は歩きました。
私は歩くのは全く苦ではないタイプなのですが、いかんせん太陽ギラギラで暑くて乾燥しているので死にかけです。

節約したお金はこの後ジュース代になったのですが、どっちに使うかと言えばタクシーかなあ、でも交渉できず高いお金になっても嫌だし…

ヘロヘロになりながらマラケシュ空港の入り口着。
口コミがあまり良くないので少し不安。

まだまだ歩きます。

綺麗な空港ではあります。

ポルトガルやスペインなど近隣であれば国際線も飛んでいます。
私はカサブランカまでの一番お手軽国内便で、乗れるか不安でしたが最悪乗れなかったら電車でと腹を括ってました。
空港のお姉さんは親切で、カウンターですんなりと発券してもらえましたよ。

制限区域に入ると何もないよと忠告されたのですが、くたびれていたので1時間ちょっと前には入りました。本当にカフェ一つなかったです笑

バスの節約とウェイターさんのサービスで残っていたお金を使いスプライト。生き返る。。。

18時50分の便です。

ゲートオープンも何の案内もなくしれっと遅れていましたが、ここまできたら乗り遅れることはなかろうと近い席で見張っていました。
無事オープン。

大分小さい飛行機です笑

プロペラ機でした。ロイヤルエアモロッコは最初かつ明日のスイス行きで搭乗するのも最後かと思われます。

機内は意外と綺麗でした。1時間にフライトでドリンクサービスもあって、アメリカで格安に慣れていた私としては感動。
コーラが沁みました。

搭乗してからは一瞬です。行きに苦しめられた電車に何倍も早く地上を移動するのが窓から見えたので、フライトにしてよかったと思いました笑

カサブランカに着くと、マラケシュより全然涼しくて感動！！！
とにかく暑さと乾燥に苦しめられたので、マラケシュは良い経験になったけど離れるのは少し嬉しかったです笑

明日が早朝便だったので、ケチらずに空港から程近い綺麗なホテルを取りました。一泊一万円ちょっとしたかな。送迎もあり便利です。

お部屋はピカピカでこんなモダンな感じ。感動的に綺麗。

シャワールームもスタイリッシュでぴかぴか。
ちなみにスイスに行ったら毎日ドミトリーなので、最後の個室です。

広いベッドを堪能し、シャワーで洗濯もして、お値段払った価値がありました。

翌日のジュネーブへの便が7時から13時と大幅に時間変更の連絡があったのですが、着後ツェルマットへの移動のみだったので問題なし。むしろ余裕を持って出発できてありがたいですが、確かにこれで乗り継いなどあると大変ですね。ロイヤルエアモロッコ…

ちなみにこの晩も鼻水ずるずるでした。綺麗なホテルで静養に努めました。
実質的にモロッコ最終日、一週間しっかりと探索したので、もう十分という気持ちです笑