モロッコ＆スイス14日間（モロッコ編）④ 二泊三日の砂漠ツアーへ！炎天下で古代都市訪問

今日はいよいよ、モロッコ訪問最大の目的、サハラ砂漠二泊三日ツアーです。
集合が朝7時なので早起きします。

宿（リヤドザシガール）にはお客さんが私しかいないので余計静かです。本当に気に入りました。

日中は灼熱のマラケシュも、朝は涼しくて気持ち良いです。

朝食のサーブは本当は8時30分からなのですが、宿泊客が私一人しかいないということで、特別に朝6時30分に用意してくれました。
1日目はテラスでしたが、今日は１階です。1階もセンスの良いインテリアに囲まれて幸せです。

ご飯を食べ終わって一旦部屋に戻るついでにテラスに出たら、朝日が出ていました。

お花も絵になります。

日本には無いお花。日中は暑くて見る余裕がないですが、マラケシュは本当はお花がたっぷり。

さて荷造りをしてお世話になったリヤドをチェックアウトし、ツアーの集合地点に向かいます。
日中は人でごった返している通りも、朝はこの通り。

集合場所はジャルエルフナ広場の前です。
ここはさまざまなツアーの集合地点になっているみたい。

このミニバスで行きます。

中はこんな感じ。見た目より古めです。
ここに余裕持って移動かな～なんて思っていたら、なんとここが満席になりました。
私は一人参加だったので、知らない外国人と一緒にぎゅうぎゅうづめです。

これで二泊三日かとちょっと絶望していましたが、エアコンはちゃんと効いたのは幸い。
なんとガイドさんがドライバーさんを兼務しています。それもあって、休憩はちょこちょこ取ってくれるので安心。ただし、休憩の間、降りなくていいかな～なんて思っても、エアコンは止まってしまうので強制降車です。

マラケシュから2時間くらい走って最初のパーキングエリア的なところ。
眺めが綺麗です。

ちょっとアメリカのネバダやユタを想起させるような景色です。

何個めかの休憩所。ここではアルガンオイルの作る工程を見せてくれました。
ツアー参加して最初は緊張していたので、お昼の写真は撮っていません。

お昼はついていないので、120ディルハムほどのチョイスから選びます。タジン鍋ばっかりはな～と思ったので、私は串を選びました。
ここで出てきたスイカとハニデューメロンが甘くて美味し過ぎて、旅行中、食事で出会うたびに食べました。

サービスエリアからの眺めも様になります。
ただ、日差しが恐ろしいほど強いです。

ただのサービスエリアでも建物が凝ってます。

そうこうしている間に、最初の観光地にきました。グラディエータの撮影地にもなったアイトベンハッドゥです。
暑過ぎてもはや車から降りたくないのですが、なんとか頑張って歩きます。

遠くから見ると確かに映画のロケ地になりそうな感じです。
こんな暑いところに昔の方は水道もなくどうやって暮らしていたんだろう…

一応、道沿いにちょっとしたお土産屋さんがあります。
私は前日にぼったくりに会ったので、モロッコではもう旅を通じて食べ物以外のモノを買うことがありませんでした笑

とにかく暑いです。

頑張って登ると、スターウォーズのタトゥイーンみたいな風景が見えました。

所々に集落がありますが、本当にどうやって暮らしてたんだろう、こんな暑いところ。。。

ヒイヒイ言いながら観光を終えて、ちょっとしたカフェに立ち寄ってくれました。

めいめい、ジュースやアイスを購入してなんとか涼みます。
なかなか割高なので節約したいですが、暑過ぎて買わざるをえません。

ちなみに、横の2リットルの炭酸は、ランチで購入しました。こちらも割高だったので購入を躊躇いましたが、暑過ぎて結果的には購入大正解でした。

もしこれからサハラ砂漠ツアー行かれる方は、飲み物を十分過ぎるくらい持ってください。冷たければなお良いですが…

車でなんだかんだ走って、ティンジールという街まできて、今日のホテルに着きました。着く前に恐ろしかったのですが、Googleマップを見ると、「サハラ砂漠ツアーで宿泊して本当に最悪でした」みたいな口コミがついたホテルがティンジールの街まで何個もあったので、ビクビクしていました。

何せ二泊三日で二万円行かないくらいのお安いツアー。変なホテルになったらどうしようと思っていたら、とっても当たりの綺麗なホテルでした。
Hotel Bougafer Tinghirというところです。

フロントもとっても広い。見掛け倒しではなく館内清潔で居心地がよかったです。

プールまであります。水着持っていたら入りたかったですね。

お部屋も綺麗。クーラーもしっかり効いて、大きなベッドが二つもあって長時間ドライブと灼熱で疲れた身体を癒せました。

夕飯の写真は撮ってませんが、コース仕立てです。新鮮なモロッカンサラダや、タジン鍋など味付けも美味しく、同じくツアー参加者の人たちと丸テーブルで分け合ってしっかりいただきました。

ちなみにこのツアーの参加者は、南アフリカ人、カナダ人、アメリカ人、中国人、インド人、イギリス人、イタリア人、そして私でした。一名参加の人もひとりいたのでよかったです。シャイそうな哲学教師をやっているカナダ人の人でした。みんな親切でフレンドリーです。

こうして振り返ると二泊三日のツアーで、砂漠訪問以外はほぼ移動でした。
それくらいメルズーガは遠いのですが、人生で一度は行ってみても良いかなと思われます。ツアー１日目終わり。