『ポルトヨーロッパ』は、風光明媚な和歌山市毛見沖(和歌山湾)に位置する人工島「和歌山マリーナシティ」で開催された体験型の地...
続きを読む方博覧会「JAPAN EXPO 世界リゾート博(通称:リゾート博)」(開催期間:1994年7月16日から9月25日の72日間)会場跡地の一画にヨーロッパの街並みを再現した”ポルトヨーロッパ”ゾーンおよび各種アトラクション施設を完備した”パークパシフィーク”ゾーンで構成されているテーマパークとして1994年(平成6年)に開園しています。
ちなみに『ポルトヨーロッパ』のある「和歌山マリーナシティ」は、1986年(昭和61年)に和歌山県が策定した「和歌山県長期総合計画」における「関西国際空港」の開港に合わせたリゾート開発計画の一環として1989年(平成元年)から約6年間におよぶ造成工事を経て開発された開発面積65ヘクタール(陸地:49ヘクタール、海面:16ヘクタール)の人工島であり、現在では『ポルトヨーロッパ』のほかに昭和レトロな雰囲気が漂う商店街をイメージし”生マグロ解体ショー”が毎日開催される”海鮮販売コーナー”および和歌山県のお土産品が揃った”物販コーナー”が集結しする「黒潮市場」、海底およそ1,500メートルにおよぶ1億年前の地層から湧き出た太古の源泉(泉質:ナトリウム-塩化物泉)を取り込み和歌山湾を一望できる天然温泉施設「紀州黒潮温泉」、国土交通省より一般利用者に開かれた船舶係留施設(マリーナ)として2015年(平成27年)に「海の駅」に登録された「わかやまマリーナシティ海の駅」、「屋外ガーデンプール」および”海の見えるチャペル”の「ウエディング施設」ならびに「宴会場」を備え全客室(99室)がオーシャンビューの南欧風リゾートホテル「和歌山マリーナシティホテル」の各種リゾート・レジャー施設のほかに「リゾートマンション」などで構成されている和歌山湾の海に囲まれた”リゾートアイランド”となっています。
今回は、日曜日の午前中に海を見て和歌山土産などショッピングをしたいという家族とともに「和歌山マリーナシティ」を訪れて短時間でしたがテーマパーク『ポルトヨーロッパ』内のヨーロッパの街並みが再現された”ポルトヨーロッパ”ゾーンを見て廻りました。
『ポルトヨーロッパ』は、コンパクトなテーマパークでしたが入園無料で開園時間内であればメインの東側エントランスおよび「黒潮市場」側の西側エントランスから自由に出入りすることができ、東側エントランスから入場すると左手側(南側)に各種アトラクションを完備した”パークパシフィーク”ゾーンが配置され、東側エントランスから真っすぐ正面(西側)に向って運河に架かる橋を渡ると”ポルトヨーロッパ”ゾーンの中心となるフランスの「市役所」や「裁判所」などの官舎をデザインに取り入れたとされるフランスの街並みを再現した噴水広場”プラース ヨーロッパ”が広がります。
そのほか”ポルトヨーロッパ”ゾーン南側に向って坂道”ヴィア ポルトフィーノ”を上っていくとスペインの古城をイメージして再現された城壁”カスティーヨ・デル・マール”、また城壁に向かう途中から裏路地に入り込むと中世イタリアの地中海沿岸にある港街となる漁村をモチーフにした小広場”ピアッツァ ダンテ”および階段状の路地”ヴィエッタ カプリ”などのフォトスポットが点在しておりヨーロッパの雰囲気が漂う街並みを写真撮影をしながら楽しめました。
”ポルトヨーロッパ”ゾーンをひと廻りしてからは、「黒潮市場」に立ち寄り”物販コーナー”で和歌山土産品などのショッピングおよび昭和レトロな商店街の雰囲気がある”海鮮販売コーナー”で自慢の海鮮丼を購入し、昼の12時前でしたがランチで込み合う前に海辺の”飲食テラス席”で潮風を感じながらゆったりと少し早めのランチを楽しみました。
「黒潮市場」では、毎日12時30分から”生マグロ解体ショー”が開催されており、解体ショーの開催時間が近づくにつれて『ポルトヨーロッパ』園内および「黒潮市場」館内も多くの人で賑わいはじめたので、午前中の人がまばらな時間帯に”ポルトヨーロッパ”ゾーンで写真撮影および「黒潮市場」でのランチを済ませることができてよかったです。
そのほか『ポルトヨーロッパ』では、夜間にイルミネーションや花火などのイベントも開催されているので機会があれば、各種イベントの開催時期にあわせて、また立ち寄ってみたいと思います・・・
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投稿日:2022/06/19